星野真里
星野真里は芸能界で子役から始めているので、その芸歴は20年近くなりますが、子役出身なありがちなすれた感じがなく、清純派ともいえる女優です。
TVドラマのデビューはNHKの朝の連続ドラマ『春よ、来い』主人公春希夫婦の隣人の中学生前島いつか役で出演しました。
その後TBSテレビの「3年B組金八先生」では金八先生の娘坂本乙女役で出演していました。
星野真里と言えば「X'mas Express2000」の3代目のモデルに起用されたことでも有名ですが、深津絵里、牧瀬里穂、星野真里3人揃い踏みのバージョンもあって、歴史を感じさせます。
星野真里が女優としてブレークしたのは、2001年日本テレビの『新・星の金貨』の主役に抜擢されてからでしょう。
星野真里は『新・星の金貨』の主題歌「ガラスの翼」も歌っていますが、かっての角川映画のようで、アイドル女優の線を狙ったプロデュースがなされていました。
その後の星野真里の配役は、サイドプレーヤー的なドラマの紅一点といったアイドル的なものしかなく、あまり恵まれたものではありませんでしたが、2004年のフジテレビ『劇団演技者』では元女優の立花亜矢役をこなし、それ以前の可愛さだけの役柄から一歩大人の役柄に挑戦するようになり、『大奥 第一章』では家光側室で第5代将軍綱吉生母になるお玉の役と、ナレーションも受け持ち、演技の幅の広さを証明しました。
NHKの朝の連続ドラマ『天花(てんか)』では、佐伯静役で出演しました。
2004年は星野真里にとって色々なTVドラマに恵まれた年であり、実力を証明した年でもありました。
その後の星野真里の出演作は、NHKの『新はんなり菊太郎』のお凛役などがありますが、単発ながらフジテレビの『大奥』シリースのおスペシャル版や山田太一の『やがて来る日のために』などで市原悦子や井川比佐志などの競演で、充実したドラマ出演を続けています。
星野真里は連続ドラマは相変わらず、脇役に止まり主役がないのは残念ですが、製作者サイドからは、バイプレーヤーとして、ドラマの組み立てが出来る役者として、評価は高いと言えます。
星野真里は一見地味ですが、視聴者への好感度は良く、コマーシャルの出演も資生堂の「SEA BREEZE」、日清オイリオ、For-side.com、KDDI au、ライオンスマイルコンタクト、レオパレス21と後を絶ちません。
星野真里は舞台にもでていますが、アイドル系の商業演劇が多く、あまり恵まれているとはいえません。
まだ本格的なブレークには時間が掛りそうですが、影の実力者と言えるほど、星野真里は優れた女優です。