小西真奈美

小西真奈美は不思議な女優です。
黙っていると大人しげな黒目の綺麗なお嬢さんですが、コントもやるし、つかこうへいの舞台もやるし、色々なチャンネルを持っている多彩な女優です。
小西真奈美は鹿児島県出身で、1978年生まれです。
イギリスの大手ファッションモデルエージェンシーのエリートが毎回開催している一般公募の公開オーディションのエリートモデルルックで、モデルになった人ですから、雑誌などのモデルとはちょっとモデルの質が違います。
東京都北区からの要請を受けてつかこうへいが設立した「北区つかこうへい劇団」に入団して演技の勉強をするのも、ファッションモデルとしてステージの経験があればこそと考えられます。
この辺がフォトジェニックだけのモデルとの違いでしょう。
「北区つかこうへい劇団」は俳優養成所のようなもので、その生徒の中でも小西真奈美が一番扱い難いとつかこうへいに言わしめたほど、演出家に食ってかかる女優だったそうです。
それだけ小西真奈美は筋を通す根性のある女優と言う事です。
1998年につかこうへいの「寝盗られ宗介」で女優デビューとなりましたが、コマーシャルでは、花王 ラビナス、コダック、ケンタッキーフライドチキン、野村證券、ジャストシステムの一太郎12、花王「エッセンシャル ダメージケア」、大正製薬、コーセーの雪肌粋、生涯学習のユーキャンと引きを切らず、CMでは人気のタレントとして多数起用されています。
TVドラマでは1999年TBSの『コワイ童話 不思議の国のアリス』でデビューしましたが、NHKの朝の連続ドラマ『ちゅらさん』の西宮 遙役で、その後の続編にもレギュラーとして出演し、お茶の間でも良く知られるようになりましたが、TVのバラエティ番組『水10!』枠で放送されていた『ココリコミラクルタイプ』のレギュラーとして、コントを演じていました。
2003年のフジテレビ『僕だけのマドンナ』で準主役の片岡するみ役をやるようになりましたが、2007年TBSの『きらきら研修医』の主演になるも11話で終了し、視聴率的には低迷しました。
映画のデビュー作は2000年『結婚シミュレーター』ですが、『UDON』や監督・脚本が黒沢清の『叫(さけび)』でヒロインの仁村春江役に出る以外、目ぼしい作品には出ていませんが、金城武の久々の主演映画『死神の精度』でヒロインの藤木一恵役を演じています。
やはり小西真奈美は舞台で輝いています。
最近では野田秀樹の『赤鬼』、『走れメルス』に立て続けに出演し、体当たりの演技を見せています。
小西真奈美の一番良い演技を見たいのであれば、舞台を見に行くに限ります。