山口智子
山口智子は栃木の老舗旅館の娘として1964年に生まれましたが、最近その実家の旅館が廃業したことで、話題を呼びました。
1995年に唐沢寿明と結婚してからは、ほとんどTVドラマには顔を見せなくなりましたが、トレンディードラマ中心で、それほど演技力がある女優と言うより、イメージのハッキリした女優と言うことで、むしろある程度ドラマから身を引いて正解だったかもしれません。
山口智子は、東レの水着のキャンペーンガー制度で選ばれてモデルになった人で、その後には杉本彩、藤原紀香、中村みづほ、菊川怜、尾形沙耶香などが東レのキャンペーンガールとして続きました。
山口智子が女優になるきっかけは、1988年のNHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』の主人公に選ばれたからですが、この時点で将来結婚する唐沢寿明と競演していました。
その後は民放のトレンディードラマに多数出演して、トレンディドラマの女王とか、視聴率クィーンとか言われて、もてはやされましたが、結局のところTVドラマ専門の女優に納まっているだけの人で、女優として魅力があるかと言えば、170センチの長身と、ハッキリした物言いだけが取り得の役者でしかありません。
TVドラマ以外で、山口智子の実績と言えば、特別演技が上手いと言うこともなく、映画で目ぼしいと言えば、『Love Letter』、『リリイ・シュシュのすべて』で話題を呼んだ岩井俊二監督の『undo 』、阪本順治監督の『ビリケン』ぐらいなモノで、出演作品は10本にも満たないです。
知名度の割には、本当に映画出演が少ないのが山口智子の特徴と言えますが、舞台となると皆無で、如何にTVドラマ専門女優と言う事がわかります。
それに比べて亭主の唐沢寿明は、映画、舞台、TVドラマと多方面に渡って活躍していますから、その差は歴然です。
山口智子と唐沢寿明の夫婦の関係も、なにやら平幹二郎と佐久間良子みたいな仮面夫婦と言う噂もありますが、確かに俳優同士としては、ほとんど接点がないです。
最近の山口智子は、スペシャルドラマの『ロング・バケーション』や向田邦子の『恋文』などに出演していますが、演技は相変わらず、ワンパターンです。
教育番組やドキュメンタリー番組ののナレーターやレポーターの仕事が目立っていますが、むしろこちらの分野のほうが、山口智子には向いている気がします。
山口智子は、女優として余りに冒険をしなかったことになりますが、これから年を重ねれば重ねるほど、女優としてはきつくなって行くでしょう。